パンダでもわかるMS-20mini[10] -ロー・パス・フィルター-
ただ単に「フィルター」と言えば、この「ロー・パス・フィルター」を指していることが多いのだけど、[9]でも書いたとおり、低域を通すのでLow Pass Filter
このローパスフィルターに関してはDS-10やmonotronの項目でも書いているのでこちらも参考にしてみてね。ほとんど書いてること一緒だけど!
音は周波数の塊でできていて、このロー・パス・フィルター(略して、ローパス)をかけることで高域の周波数からだんだん削っていく感じだょ。
周波数ってういうのは?!
音は1秒間に何回波をつくっているかで音程が違ってくるんだけど、その波の周期の数のことを周波数って言うよ~。高い音ほど周波数が高のです!☆
◆上のツマミが「CUTOFF FREQUENCY」。略して「カットオフ」!
このツマミで高域からどの辺まで削るかを調節!
ローパスの場合は削れば削る(左に回す)ほど暗くて篭った柔らかい感じの音になるよー。
逆に右に回すほど開いた状態になるのでたくさん倍音を含んだ明るい音になりまーす。
◆下のツマミが「PEAK」=レゾナンスのコトです!
CUTOFFで削った最終的な周波数近辺(カットオフポイント)を目立たせるよう調節!
↑ちょっと言葉では想像しにくいコトだけど、このPEAKを使うことでシンセ独特のミャオーンといった宇宙っぽいようなのとかSEぽい音ができるんです☆
※よくフィルターは「削る」、「絞る」、「閉じる」(⇔「開く」)って表現されるょ!
ぽらこ
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